リチャード・ドレイファス(カート・ヘンダーソン)

Richard Dreyfuss (Curt Henderson)

1947年10月29日生まれ(当時26歳)

リチャード・ドレイファスカート・・・この物語の主役である。デューイ高校の3年生、17歳という設定。スティーブの彼女であるローリーの兄。

町の団体ムース会から初の奨学金2千ドルを受けるほどの秀才で、将来の夢は大統領補佐官になる事とケネディ大統領と握手をする事、とは元カノのウェンディの談。

バミューダ調のマドラスチェックのボタンダウンシャツ越しにもわかるずん胴体型の老け顔の青年なのだが、容姿とは裏腹に自惚れ屋。最後までTバードの女に翻弄されつつも元カノともちゃっかり微妙なつきあいをこなしたり、ファラオ団にも認められる度胸があったりと、最後の夜とばかりに喜怒哀楽を興じた。ウルフマン・ジャックの正体を知ってしまった唯一のキャラクターでもある。

そんな一夜のおかげで町を出る決心がついたのだろうか?しかしながらパトカーを破壊したまま逃亡してしまった犯罪者でもある。ポンコツ扱いのシトロエン2CVに乗っている。ポケットの中のタバコはMarlboro

カート・ヘンダーソン数シーンで見られる彼のつま先立ちをするような屈伸ポーズは彼のクセだそうで、撮影現場で指摘されからかわれたというエピソードがメイキングで語られている。またロケ中のホテルでは、ハリソン・フォードとポール・ル・マットに悪ふざけでプールに投げ込まれ、痣が残る顔のまま撮影されたシーンも見受けられる。

アメグラ出演後には、『ジョーズ(Jaws)』(1975)、『未知との遭遇(Close Encounters of the Third Kind)』(1977)と続けざまにスティーヴン・スピルバーグ作品で大役を務め、『グッバイガール(The Goodbye Girl)』(1977)ではアカデミー主演男優賞を受賞するほど彼の役者人生の中でも最も脂が乗っていた時代を過ごすが、ドラッグ問題などでその後低迷。1950年代を描いた『スタンド・バイ・ミー(Stand by Me)』(1986)では作家を演じ(実際に作家としても活動)、ラストシーンでは見事に本作とオーバーラップする。

Richard Dreyfuss
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